薬剤師外来について

わが国では高齢化が進み、がんに罹患(りかん)する方が多くなっています。
これまでの抗がん剤による治療や痛みに対する緩和医療は主に入院で行われていましたが、新たな飲み薬の開発や副作用対策の発展により、外来通院で行うことが可能となりました。 薬剤師外来では通院でがん治療を受けられている患者さまに対し、安心かつ安全に治療が行えるよう、主治医の先生ともにサポートしていきます。面談はプライバシーに考慮し、腫瘍センター内の個室を使用し、主治医の診察前に行います。具体的な内容は下記をご参照ください。

主な面談内容

  • 治療スケジュールや使用する薬剤の特徴
  • 副作用について、症状・対策・治療薬の使用方法
  • 治療中における生活上の注意点
  • 自宅における緊急時の電話連絡方法
  • 特別な管理が必要な薬剤の管理方法
  • 医療用麻薬などの痛み止めの使い方や痛みの評価方法

その他、お薬に関する不安、ご不明なことがあれば何でもご説明いたします。

スタッフ

専門的な知識を有する薬剤師が対応します。

  • がん専門薬剤師
  • がん薬物療法認定薬剤師
  • 外来がん治療認定薬剤師
  • 緩和薬物療法認定薬剤師

面談時間

祝日を除く月曜~金曜 9時~15時(原則)
主治医の診察日と同日に行います。
保険診療の範囲内で一定の費用がかかることがあります。