がん相談について

がん相談支援センターとは

患者さんやご家族あるいは地域の方々からの、がんに関する相談をお受けする相談窓口です。
がんのことや治療について知りたい、医療費がどのくらいかかるのか知りたい、がんの疑いと言われたけれども不安でたまらない、今後の療養や生活のことが心配など、がんに関する質問や相談におこたえします。診断や治療の判断をすることはできませんが、必要な方にはセカンドオピニオンの窓口を紹介させていただくこともできます。ご相談いただいた個人的な内容が外に漏れてしまうことはありません。どうぞ安心しておたずねください。

相談支援センターの主なサービス

  • がんやがん診療の標準的な治療法に関する医療情報の提供
  • がんの治療に関する疑問や不安、退院後の生活などの療養上の相談
  • 治療にかかる医療費の心配や介護・福祉サービスの利用に関する相談
  • 在宅療養を支援する地域の医療機関や訪問看護ステーション等に関する情報提供および紹介
  • がんによるからだやこころなどの様々な痛みを和らげる緩和ケアに関する相談
  • セカンドオピニオンを行っている医療機関に関する情報提供
  • アスベストによる肺がんや中皮腫に関する相談

利用案内

相談時間平日8:30~17:00
費用無料
対象院内・外問わず
相談方法センターでの面談、電話相談も受付けています。(TEL086-235-7744)
場所岡山大学病院 総合患者支援センター (外来棟1F総合受付①番横)

相談実績 がん相談支援センター実績

がん相談支援センターの相談実績はここ数年は約2000~2200件で推移しています。

患者活動支援について

岡山大学病院では、患者、家族が当事者同士で様々な想いや悩みについて情報交換したり交流を図る場として、がんサロンを開催しています。対象は、当院に入院・通院されている、または通院歴のあるがん患者さんと家族の方です。

  • がんサロン、患者会に関する情報はこちらからアクセスできます。→ 岡山県がん診療連携協議会
  • がんサロン(サロン、レクチャー、座談会)は当院に入院・通院されている、または通院歴のあるがん患者さんと家族の方が対象です
がんサロン 日 程内 容講 師、演 者 など
平成30年4月20日(金)・レクチャー
「腸の調子を整えよう」
・座談会
岡山大学病院
臨床栄養部
櫻根 裕子氏
平成30年5月18日(金)茶話会
平成30年6月15日(金)・レクチャー
「胃がんとピロリ菌」
・座談会
岡山大学病院
消化器・肝臓内科学
教授 岡田 裕之氏
平成30年7月20日(金) 茶話会
平成30年8月17日(金) ・レクチャー
「ACPてなぁに?」
・座談会
岡山大学病院
緩和支持医療科
助教 片山 英樹氏
平成30年9月21日(金) 茶話会
平成30年10月19日(金) ・レクチャー
「心が軽くなるマインドフルネス」
・座談会
認定NPO
岡山きのこ・あったか会
理事 心理士 阿多 敏江氏
平成30年11月16日(金)茶話会
平成30年12月21日(金)・レクチャー
「放射線検査について」
・座談会
放射線技師
赤木氏、西岡氏
平成31年1月18日(金)茶話会
平成31年2月15日(金)・レクチャー
「がん治療における漢方薬の役割」
・座談会
総合内科
准教授 植田 圭吾 先生

ピアサポーターについて

岡山大学病院では、すでに社会復帰しているオストメイト(人工肛門・人工膀胱造設者)乳がん体験者がピアサポーターとして術前・術後の患者さんを訪問して社会復帰をサポートする活動をおこなっています。
例えば…

  • 同じような経験をした人と話してみたい。
  • これからの生活に不安がある。
  • 医療者には尋ねにくいことがある。 など

担当医・看護師にお申込みください。
総合患者支援センターまたは乳がん・再建センターのスタッフが
ピアサポーターとのコーディネートをします。

ピアサポーターとの面談は当病院内でおこないます。
お互いのプライバシーは守ります。ピアサポーターは治療に関する
医学的な助言はできません。

がん体験者によるピアサポート活動について

岡山大学病院では、2018年9月より毎月第2水曜日・第3火曜日10時~15時まで総合患者支援センター内にて、がん体験者による相談を開催しております。
予約は不要です。お気軽にお立ち寄り下さい。

スタッフ紹介

  • 医師 1名
  • 看護師 3名
  • ソーシャルワーカー 7名

お問い合わせ先

岡山大学病院 総合患者支援センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL086-235-7744 FAX086-235-7845