センター概要

　岡山大学病院腫瘍センターは2006年10月に新設されました。腫瘍センターには化学療法、相談支援、がん登録、研修教育、緩和ケア、がん看護等の各部門が診療科や職種の枠を超えたがんチーム医療を推進しています。
外来化学療法室では化学療法に精通した専任の看護師・医師が抗がん剤治療を担当します。また、腫瘍センターは岡山県がん診療連携協議会を運営し、岡山県とともに地域のがん診療連携を推進します。

運営方針

　患者さんとそのご家族が安心して高度ながん医療と全人的なケアが受けられるよう臓器別診療科や職種の垣根を超えたがん治療を推進します。

主な業務内容

　外来化学療法室では、すべての臓器のがん化学療法を集約し安全かつ確実に実施するとともに、治療中の患者さんとご家族の全人的ケアを進めます。そのために院内におけるがん治療プロトコールの標準化、ガイドライン作成、スタッフの研修・教育、院内連携と地域連携、患者さん・ご家族への正確な情報提供などの業務を担当しています。

　岡山県がん診療連携協議会の運営を通じて、地域医療機関、行政、患者・家族会間の連携を進めています。

組織図

　腫瘍センターのもとには８つの部門が置かれ、各部門が臓器別診療科やセンターと密に連携し高度な医療を提供します。
また、様々なプロフェッショナルがチームを組んでがん患者さんとその家族の治療に伴う様々な苦痛の解決とQOL（生活の質）の改善にも取り組んでいます。